韓国は国民を指紋で徹底管理している。
アンニョンハセヨー
日本では何年前からマイナンバー制度が始まって、多くの方がプライバシー侵害などを恐れているかと思いますが、お隣の韓国はマイナンバー(韓国では住民登録番号)ところが指紋で徹底管理されているので、その実態を紹介したいと思いまーす。
16歳になると指10本の指紋を全部取られる!
日本では犯罪を犯さない限り、指紋を取られることはないらしいですが、韓国では16歳になると役所に行って指10本の指紋を全部取られ、住民登録番号という番号が振られたカードが発行されます。
そのカードの裏面にはその人の親指の指紋が印刷されていて、基本的にはいつもそのカードを持ち歩くように勧告されていますが、特に持ちある行かなくても、いざとの時は指紋くんがいるので、身元照会は簡単に行われます。
日本の感覚から考えるとなんかおっかないですね。
( ゚Д゚)
指紋照会をするとたったの10秒でその人の身元が判る!
身元を照会するには、映画みたいにパソコンを使って超高速で一つ一つ照会して検索するから、すごい時間がかかると思われがちですが、10本の指の指紋が全て判ればあっという間に本人照会をする事ができるのです。
人の指紋はみんなそれぞれ違うのはお分かりですよね?
それだけではなく10本の指同士でもそれぞれ違うパターンの指紋を持っています。
その原理を利用して韓国の警察では指紋の形によって1番から10番までの番号を振って管理をします。
こうするとその人の10本の指に左手の小指から順番に「1,3,5,8,10,4,2,1,1,5]のような番号が付きますよね?
まるでバーコードの番号みたいな。
例えば運転中に検問に引っかかって、免許証の提示を指示された時に免許証がなくても、この指紋の判別に慣れた警官が無線でその人の指紋番号を飛ばし、パソコンで照会すれば運転免許証の有無はもちろん、犯罪歴を含むすべての情報が見られるわけなのです。
なぜここまでして管理をするのか?
マイナンバーと同様、脱税や国民の様々な情報を効率的に管理する目的もあるんですが、その中でも徴兵制度もかなり大きい理由になるのでは?と思いますね。
あまり知られていませんが、韓国の男は軍隊が終わるまでは海外に自由に行くことができません。
軍隊が終わってない男が海外旅行をするためには国に許可をもらい、許可期間までに戻ってこなかったら、本人或いはその保証人が実刑を食らう事まであります。
これくらい兵役に関してはとっても厳しく管理されるのです。
ちなみに現在日本に住んでいる僕は、何の申告をしなくても空港のイミグレーションを通過した瞬間にその情報がすべての役所に回って、免許証の更新期限が自動的に保留になるなど、便利な面もありますけどね。
結局は悪い事をしなければ便利なんですが、ちょっとずるい事(脱税みたいな?)しようとすると相当苦労をするはめになりますね。(笑)
補足:韓国ではどんなに小さなお店でもクレジットカードのシステムが義務付けられています。
もし少額だからって拒んだりすると1年以下の懲役、あるいは100万円以下の罰金を課されます。
徹底的な脱税防止法ですよねー。
消費者にとってはいいんですが、経営者にとっては厳しい…(笑)